ATR503文の全文

ATR音素バランス503文の全文。
音声合成の音源を自作するときなんぞに使う。

関連リンク:
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001 : a01 : あらゆる現実を、すべて自分のほうへねじ曲げたのだ。
002 : a02 : 一週間ばかり、ニューヨークを取材した。
003 : a03 : テレビゲームやパソコンで、ゲームをして遊ぶ。
004 : a04 : 物価の変動を考慮して、給付水準を決める必要がある。
005 : a05 : 救急車が十分に動けず、救助作業が遅れている。
006 : a06 : 言論の自由は、一歩譲れば、百歩も千歩も攻め込まれる。
007 : a07 : 会場の周辺には、原宿駅や、代々木駅もあるし、ちょっと歩けば、新宿御苑駅もある。
008 : a08 : 老人ホームの場合は、健康器具や、ひざ掛けだ。
009 : a09 : ちょっと遅い昼食をとるため、ファミリーレストランに入ったのです。
010 : a10 : 嬉しいはずが、ゆっくり寝てもいられない。
011 : a11 : 自然の研究者は、自然をねじ伏せようとしてはいけない。
012 : a12 : おごりを捨て、謙虚な姿勢を取り戻さねば、冬は過ごせない。
013 : a13 : 先だって、ごく短期間だが、久方ぶりに、ヨーロッパへ行った。
014 : a14 : しかし、このプロ野球ブームも、永久に続くとは限らぬ。
015 : a15 : お客さんは、それじゃあ練習さえすれば、誰にでも出来るんじゃないかなっ、て考え始めるよ。
016 : a16 : アフリカ人は、実に巧みに、ぴゅんとつばを吐く。
017 : a17 : 前者を、普遍文化と呼び、後者を、個別文化と呼ぶことにする。
018 : a18 : 叔父さんは、岬の一軒家に独りぼっちで住んでいた。
019 : a19 : 立春が過ぎても、厳しい寒さの日々が続く。
020 : a20 : 大昔のフィリピンには、豊かな土地があった。
021 : a21 : 旅館やホテルに着くと、非常口を尋ねる。
022 : a22 : やるべきことはやっており、なんら、落ち度はない。
023 : a23 : 私は、上着を脱ぎ、石組みの上に両手をついて、うつ伏せになった。
024 : a24 : 外人サンは、完璧主義である。
025 : a25 : 人間とは、微妙で、複雑な生き物である。
026 : a26 : ここ一ヶ月は、ほとんど不眠不休の徹夜続きで、目が腫れ上がっている。
027 : a27 : 午前八時、健康な捕虜は、作業所へ、トラックで出発する。
028 : a28 : 見上げるフジもいいが、路地植え、また、鉢植えの花もきれいです。
029 : a29 : 母は、脳血栓の後遺症で、老人性痴呆症になり、一年前から入院中です。
030 : a30 : パジャマとティーシャツがめくれて、薄い肋骨の下に、ぺちゃんこの腹が見えた。
031 : a31 : また、襟や、袖口ポケット口などが、油汚れで変色を起こすこともあります。
032 : a32 : 着用中に、ダウンやフェザーが飛び出す原因ともなります。
033 : a33 : インタビューは、午後十時から始まり、途中で夕食をはさみ、延々、四時間に及んだ。
034 : a34 : 効果を急ぐあまりの過度の練習は避け、ウォーミングアップも、念入りにやりましょう。
035 : a35 : 弟子に腕を支えられながら、最後まで引き続けた。
036 : a36 : 気管支ぜんそくや鼻炎も広まっている。
037 : a37 : 大ピラミッド近くに、二つの部屋が、埋まっていたのである。
038 : a38 : 普通、中距離トラックのドライバーは、中年の人が多い。
039 : a39 : 自動車や、精密機械などで、技術系の採用を、抑えるところが目立ち、売り手市場の技術系にも、かげりが見え始めた。
040 : a40 : ユーザーにも責任がある、との論理は、暴論と言わざるをえません。
041 : a41 : 本書は、言葉の政治人類学といってもよい。
042 : a42 : 節目にあわせて、本会議場を、半分にちょん切るとするか。
043 : a43 : 首相自ら、国民一人一人、百ドル、舶来品を買うようにすすめた。
044 : a44 : 十進法は、両手の十本の指を数えることから起こった。
045 : a45 : ワインと、日本酒とを問わず、原産地、成分表示を急ぐべきではないか。
046 : a46 : 年齢はまだ十四だが、数えきれぬほど、日本の舞台を踏んだので、日本語はぺらぺらだそうだ。
047 : a47 : 日本のエスペラントとして、やはり標準語は必要だ。
048 : a48 : 翌年、父の選挙を手伝って、遊説行脚のマネージャーを勤めた。
049 : a49 : 何もかもがたちまち腐り、指紋でよごれ、ぐにゃぐにゃになってしまうようだ。
050 : a50 : 逆境に耐えたこのプロデューサーの作品には、ヒューマニズムが、脈々と息ずいている。
051 : b01 : 予防や、健康管理、リハビリテーションのための制度を、充実していく必要があろう。
052 : b02 : 老若男女が、火を囲んで飲み、手をつないで歌う。
053 : b03 : 出口のない、飛行中の航空機の異変は、恐怖の極限状況といってよい。
054 : b04 : わずかな収入をやりくりして、現金で、サービスを利用している。
055 : b05 : 難しい食事療法から、下痢の世話まで、二十四時間介護の日々が続いた。
056 : b06 : 倒れて道路をふさぐ恐れがある、ブロック塀や、石塀を点検し、改善しておく。
057 : b07 : ついで、財務省が、専門家を集めて、具体案を練った。
058 : b08 : こういう絵が、やすやすと描けるはずはない。
059 : b09 : 背の高さは一七〇センチほどで、目が大きく、やや太っている。
060 : b10 : なつかしいプロペラ機で、ふわりふわりと、地球を一周したところがすばらしい。
061 : b11 : よほど具合が悪くなければ、昼間、横になるなんて夢のまた夢だ。
062 : b12 : 強風と、冷え込みの強い、神宮のグラウンドである。
063 : b13 : ぶらぶらと、球場まで十分足らずの道を歩いていく。
064 : b14 : 大声を出しすぎて、かすれ声になってしまう。
065 : b15 : 足し算引き算は出来なくても、絵は描ける。
066 : b16 : それをかばおうとして、右ひざと、ふくらはぎをやられた。
067 : b17 : 現地に着いて、いざというときおぶってくれる、原住民を頼んだが、これがピグミーであった。
068 : b18 : ゆらゆら電球が揺れて、影が、草の上をちらちらした。
069 : b19 : ぼくは、ほとんど夢中で、駅前の人ごみの間をすり抜けた。
070 : b20 : この喜びは、むろん、家へ帰り着いても消えずにつづいた。
071 : b21 : どの部屋の意匠にも、遊び心があふれていて、楽しい。
072 : b22 : 飛ぶ自由を得ることは、人類の夢だった。
073 : b23 : 育ちのよい坊ちゃんのよさと、逆境に育った人間の強さ。
074 : b24 : 初めて、ルーブル美術館へ入ったのは、十四年前のことだ。
075 : b25 : 自分の実力は、自分が一番よく知っているはずだ。
076 : b26 : 茶色の眼は、柔和なかがやきをおびていた。
077 : b27 : 今流行の、単身赴任族の淋しさを、ちょっぴり味わわせてもらったのも、有意義な体験だ。
078 : b28 : やはり無表情のまま、何もことばがありません。
079 : b29 : 生きた潤滑油です。
080 : b30 : 彼の数学の授業は、抜群に面白く、試験前には、月給外補習授業をするほど、熱心である。
081 : b31 : そうでなくても、寿司屋の職人は、減らず口をききたがる人間が多い。
082 : b32 : リードが大きければ、牽制球を投げなければならない。
083 : b33 : アメリカが風邪をひけば、日本もクシャミをする、といわれる程で、日本経済も不況です。
084 : b34 : ラッパも鳴らないし、笛も鳴らないが、ぞろぞろと起き出し、洗面所へゆく。
085 : b35 : 主人に甘え、社会に甘え、自分に甘えて、ぬるま湯に、どっぷり浸っている。
086 : b36 : 船は、ひそかに揺れつつ、錨をひきずって流れつづけた。
087 : b37 : これまで、少年野球、ママさんバレーなど、地域スポーツを支え、市民に密着してきたのは、無数のボランティアだった。
088 : b38 : もちろん調査後は、元通り密閉する。
089 : b39 : 冷房では、冷え過ぎが、問題になる。
090 : b40 : いずれは、ハワイやカリフォルニアなど、日本人が多く住む、暑い土地で育ててみたい。
091 : b41 : 最近の不調を理由に、ソウル五輪候補選手から外すことを発表した。
092 : b42 : 事故の直接原因となった、圧力隔壁のずさんな修理、そのずさんさを見落とした、チェックシステムなどがそうだ。
093 : b43 : 女性とは逆で、何とか常識を破って、めだってやろうと、意気込む人がほとんどだ。
094 : b44 : もっと広い議場をという声もあったが、チャーチル首相が抑えた。
095 : b45 : ギンザケの卵を輸入して、ふ化させ、海中で育てる養殖も始まっている。
096 : b46 : 文書は年々増えていく。
097 : b47 : おしゃれとは縁がなく、ジーパンにティーシャツ、ジャンパーといった格好で、駅まで自転車を走らせる。
098 : b48 : 熱でうるんだ青い空に、積乱雲がある。
099 : b49 : 富者は、貧者と同じ栄養状態に落ち込み、貧者は、餓死まで、後一歩という状態へ落ち込んでいく。
100 : b50 : 販売関係の企業の代表者は、セミナー終了後、会議室に集まれ。
101 : c01 : 六百人のお客さんの人いきれに、むし暑くて、扇子を使わずにいられない。
102 : c02 : やがて、証拠の書類や、物品が押収され、諸君は、取調べのため、国税局へ連行される。
103 : c03 : 最初、速いテンポで巻きこんでおいて、中盤じっくり見せる。
104 : c04 : 文芸編集者としては、作家たちに、最も信頼されている、名編集者だ。
105 : c05 : あの坂をのぼれば、海が見える。
106 : c06 : エネルギーを節約するための技術を開発することも大切である。
107 : c07 : 生活扶助、医療扶助、住宅扶助などによって、貧困に陥った人々を、援助している。
108 : c08 : 開放は進むが、そのことで、日本の輸入が急増し、貿易黒字が急減するとは思えない。
109 : c09 : 手抜きがあれば、いい布は、生まれない。
110 : c10 : 農業をやめざるをえない人があり、関連企業も、この不況にひきずられているという。
111 : c11 : 生みの親は、サンフランシスコに住む日系人たちだった。
112 : c12 : 現地の発音を重んじて、そう呼ぶようになった。
113 : c13 : その列車が、大口を開けて、国家秘密法をちらつかせている。
114 : c14 : 十年前、日本の一人当たりのGDPは、世界で、十六位程度だった。
115 : c15 : もう夢中になって、玉ねぎ、じゃがいも、あらゆる野菜を買い込む。
116 : c16 : ぐずぐず考えていたら、三十分も、フトンから出られなかった。
117 : c17 : 一年ほど前からひそかに茶を習い始めている。
118 : c18 : 水が上がってきたら、あとはゆっくりと、上下させればよい。
119 : c19 : 広い構内に、レストランや、列車食堂などを配し、札幌ビール園に似た雰囲気だ。
120 : c20 : 近くの原野で、乗馬、射撃、狩猟などを楽しむことができる。
121 : c21 : 日本人の美意識を決定づけたのが、茶の湯だが、茶室の標準は、四畳半、なかには一畳あまりというミニもある。
122 : c22 : しかし、そうなるとかえって眠れず寝酒の量もふえてゆく。
123 : c23 : ずっしりと手応えのある体験を積む青年が増えてほしい。
124 : c24 : いつごろ将棋を覚えたか、はっきりしない。
125 : c25 : 夫人名義になっている住宅の半分を、わざわざ除いて公表する。
126 : c26 : ちゃんとした文章をしゃべらず、単語で間に合わせる。
127 : c27 : わたしは、安心とあせりがごちゃまぜの、複雑な心境だ。
128 : c28 : 包丁の手を止めて、流れる涙をエプロンでぬぐったのは、タマネギのせいだけではない。
129 : c29 : わたしには、約束時間ぎりぎりに、家を出るという、悪い癖がある。
130 : c30 : 初めは喜んだ見舞い客を、いやがるようになった。
131 : c31 : 救急車で病院に運ばれる途中に、息を引き取ったのだという。
132 : c32 : 冬が長くて辛ければ、それだけ、歓びも大きいのだ。
133 : c33 : 女の子は、以前は、パンより御飯が好きで、喜んでお代わりをした。
134 : c34 : これは、私よりよほど重症である。
135 : c35 : 細長い指先で、激しく鍵を叩く。
136 : c36 : 幼児は、しばしば、フィクションと現実とを、混同する。
137 : c37 : 新聞、週刊誌、雑誌にかぎらず、ほとんどすべての取材記者は、自分の予定原稿を持って、やってくるのだ。
138 : c38 : 世間体を繕い、他人の、自分への評価や印象を、いつも気づかう人が多いのも、事実であろう。
139 : c39 : 汚染は、もはや地球規模であり、人類は、その、種の存続さえ、危うくされているのだ。
140 : c40 : 自分を守ってくれる人が欲しくて、必死だった。
141 : c41 : 収入とは無関係のボランティアではあっても、続けると決意した以上、踏み出さねばならない。
142 : c42 : 午後四時の電車で帰りますから、牛乳をあたためて、水筒に入れ、乳母車に積んで、迎えに行きます。
143 : c43 : 主人の仕事は、建築業で、作業服を着て、出勤します。
144 : c44 : これでは、母親が嘆くのも、無理はありません。
145 : c45 : ブラッシングすると毛羽立ちやすいので、注意が必要です。
146 : c46 : 疲労回復には、十分な睡眠が必要だ。
147 : c47 : プレー中絶えず笑いを浮かべる彼女の強さばかりが目立った。
148 : c48 : 日本でも、半導体価格が上昇し始め、不況に、出口が見え始めた。
149 : c49 : 反政府デモへの、一般学生、一般市民の合流を、過大評価することは、適切ではあるまい。
150 : c50 : セミしぐれの中を、東京、千鳥ケ淵、戦没者墓苑を訪れた。
151 : d01 : 十分間の休憩を与えられ、乱れた髪を結い直し、肩の汗をぬぐって、支度部屋で呼吸を整える。
152 : d02 : つぎの瞬間、万歳、万歳の声が聞こえていた。
153 : d03 : スピーチが下手なのだから、原稿を、用意したほうがいい。
154 : d04 : ふりあおぐと、すぐ頭上を、光が走った。
155 : d05 : 労働力の、需要と供給の出会う場が、労働市場である。
156 : d06 : 日本が輸入する、食品や石油を、守るためのものなのか。
157 : d07 : みんな、服やネクタイの色は、よく覚えている。
158 : d08 : 無事、脱出はできても、いつ島に戻れるのか、という不安は続く。
159 : d09 : 昭和十二年ごろと比べ、最近の公務員の初任給は、千六百倍になっている。
160 : d10 : 留守中の郵便物を処理するだけで、優に半日はかかる。
161 : d11 : 羊は、慌てて、列に戻り、再び、群れと一緒に進んでいく。
162 : d12 : やっぱり、一生懸命やれば、自然と結果はついてくる。
163 : d13 : 四畳半のアパートの我が家には、三人ものお客さまがみえた。
164 : d14 : 不満や、いらだちは、もっぱら、受験や、身のまわりに向けられている。
165 : d15 : 竹の皮に、麦飯のおにぎりを包んで持参し、昼食は、これに、番茶だ。
166 : d16 : 午後は出勤して、航空問題や、漁業問題の仕事に取り組む。
167 : d17 : 早めに朝食を済ませ、十時から、館員と夫人が集合し、記念撮影を行う。
168 : d18 : ぼくたちが泊まる、獅子口小屋へ着いたのは、二時半ごろだった。
169 : d19 : 怒れば怒るほど、火に油を注ぐようなものだった。
170 : d20 : 大半は、大手の流通業者をへて、書店へ流れるが、たちまち、返本となって姿を消す本が少なくない。
171 : d21 : 人々は非難し、悩みながら、歩み寄っていく。
172 : d22 : 十四年前、アル中患者になりすまして、ある精神病院に入院した、本社の記者は書いている。
173 : d23 : おかげで、目標は、依然遠いままだ。
174 : d24 : うれしそうに、自分でパンツをはいている。
175 : d25 : 先日、久しぶりで、郷里へ帰ってきた。
176 : d26 : この日一日で、日焼けをした腕などが、ひりひりする。
177 : d27 : 医院を出たあと、気づいて腕時計を見ると、ちょうど、五時半であった。
178 : d28 : こうした川の恵みを存分に受けながら、人類は、繁栄への道を、歩み始めたのだといっていい。
179 : d29 : 虚偽、不条理を許さないという勇気によってしか、我々は、人間らしい心を保持することができないのです。
180 : d30 : 不思議そうな表情が、一瞬、疲れが抜けたような、柔らかい表情に変わった。
181 : d31 : まるで、大空に両手を広げ、バンザイしたように伸びた枝が、ドームのように、上水路をおおっています。
182 : d32 : われわれ、技術者は、最高の技術、最善の手を追求して、明け暮れしてきた。
183 : d33 : 管理され、保護されて、無駄を知らずに育った人間は、弱い。
184 : d34 : 板敷きの上にひざまづいて、自分は、不浄な人間だと、懺悔するのです。
185 : d35 : 横目でちらっと見れば、主人の立ち上がる気配がする。
186 : d36 : 私たち夫婦は、軍の依頼で、中国人運転手の通訳をしながら、上海まで、逃避行の同伴をした。
187 : d37 : シャツもなく、ズボンもなく、もちろん古新聞もなければ、古雑誌もない。
188 : d38 : 遊びも、勉強も、マイペースで、帰るべき時間にはきちんと帰るという几帳面さもある。
189 : d39 : 時々、狭い敷地の罅の入った直線コースで、子供が、キャッチボールをやっている。
190 : d40 : 首相になってからのほうが、ずっと、表情が柔和だった。
191 : d41 : 俺は、コツコツとシングルを狙うよと言うが、もちろん本音ではなく、持ち前のパワーを発揮し始めてきた。
192 : d42 : 予想外の事態に、電力会社も、ちょっぴり困惑気味だ。
193 : d43 : レーザー光線を、レンズで拡散させ、撮影したい物体に当て、その反射光を、半透明なフィルムで受ける。
194 : d44 : 中年以上は、おふくろの味を求め、若い人は、袋の味を求める。
195 : d45 : ガラス扉を押して入ると、一瞬、首や肘から、汗の膜が剥ぎとられる。
196 : d46 : 少年は、指をズボンでふくと、素直に、いそいそと立ち上がった。
197 : d47 : 頭上には、たえまなくヘリコプターの爆音が聞こえる。
198 : d48 : 司祭が踏み絵をするということは、どんな拷問よりも辛い。
199 : d49 : 八王子地方と、文化人とを結びつけ、読みごたえのあるものを、十年余りも続けた。
200 : d50 : 何気なく空を見上げていた青空に、ポッカリと、入道雲が、あちこちに浮かんで、見おろしていた。
201 : e01 : 家に来た年賀状は、三百枚ほどで、丁度、出した分と同じぐらいだ。
202 : e02 : 苗木への愛情は、かえって深まっていくようだった。
203 : e03 : 秀麗な富士山も、一歩足を踏み入れれば、岩石の露出した、あらあらしい姿を現す。
204 : e04 : 山の裾に休息している、憐れな漁村の屋根を見た。
205 : e05 : あらゆる暴力手段を使って、相手に恐怖感を与える。
206 : e06 : 日本の女性を含め、彼女たちは、軍需物資なみに扱われた。
207 : e07 : 事故原因の究明は、急いでもらいたい。
208 : e08 : 日本人は、引き揚げの苦しさばかり言い、中国人の傷を考えない。
209 : e09 : 中国近代史をいろどった、英雄の時代が過ぎてゆく。
210 : e10 : これほど、躍動感がなくて、静かで、沈痛な胴上げというのも珍しい。
211 : e11 : われら凡人は、スキャンダルが嫌いではない。
212 : e12 : まさに、かわら版的政治寸評である。
213 : e13 : 多様な青春模様が、見事に表現されている。
214 : e14 : 父の腕は、ただ彼をぐんぐん引っ張っていくだけだった。
215 : e15 : うれしくて、夕食時に一人で、ワインで乾杯する。
216 : e16 : ジャムをたくさん入れた、ロシア紅茶がおいしかった。
217 : e17 : 我慢しきれず、大声で怒鳴りつけ、その日の撮影は中止になってしまう。
218 : e18 : 午後は、溜った書類に目を通して返す。
219 : e19 : 墓地とはまた別種の、神秘性が潜んでいるように思われた。
220 : e20 : 母の旅行好きは、近ごろ有名だが、その唯一の欠点は、船に弱いということであった。
221 : e21 : すぐそばで、はあはあ弾ませている呼吸だけが聞こえてきた。
222 : e22 : 露と霧で、ぐっしょり砂がぬれて、足跡がくっきりついている。
223 : e23 : 今後、ほぼ全面的に、行政が怠慢になる恐れがある。
224 : e24 : 細長いから、電気冷蔵庫で冷やすのにも、便利という。
225 : e25 : 自分の好きなジャズピアニストの演奏への、震えるような感動を綴る人もいた。
226 : e26 : 暖房は、暑過ぎるくらいで、部屋を出るときに、毛布を掛けてやればいいと思った。
227 : e27 : 不思議なことに、自分の目の部分だけには寄せつけません。
228 : e28 : 自己を顧みる、人間らしい態度である。
229 : e29 : 私は、編集員を、四年くらいはやったと思う。
230 : e30 : むろんこれは、偶然の一致ということが大いにあろう。
231 : e31 : ずいぶんの情熱と、エネルギーをもって勉強され、研究された。
232 : e32 : 制度が動かぬとなれば、やはり、不都合が出てくる。
233 : e33 : そっくりショーというテレビ番組を見たことがある。
234 : e34 : 山の診療所で、最も注意しなければならぬのは、小児の病気であった。
235 : e35 : 一つは、教育というものの、重要さと、難しさです。
236 : e36 : 一つの技術を身につけるだけでも、大変な忍耐と、努力が必要です。
237 : e37 : その間、息子はというと、足を怪我し、夏休みを待って、手術を受け、ずっと入院中だった。
238 : e38 : こちらの準備もございますので、早急の御返事を、お待ちいたしております。
239 : e39 : 夜は眠れないぐらい、かゆくて苦しい。
240 : e40 : フィリピンで、日本人の血を引き継ぐものは、学校でも、職場でも、不利になることが多かった。
241 : e41 : 海山の、往復割引きっぷの大半は、夏休みに向けて、売り出される。
242 : e42 : 半分近い、六業者が、密輸品とみられる、鯨肉の売買を持ちかけられた。
243 : e43 : 飲み屋のおやじ、旅館の主人、医者をはじめ、交際のある人にきいてまわったら、みんな、私より収入が多いはずなのに、税金は安い。
244 : e44 : 母は、怒って、豆を地べたに投げつけた。
245 : e45 : 今でも、横笛はもちろん、尺八のような縦笛も、竹がほとんどだ。
246 : e46 : 祖母は、おおむね機嫌よく、サイコロをころがしている。
247 : e47 : 非行をはたらく少年少女がどんどん増えていますが、ちっとも、不思議ではありません。
248 : e48 : 汚職事件、全て、四十二三歳から、四十六七歳まで、課長補佐、課長、部次長といったあたりが、間違いをおこす。
249 : e49 : あんな物は、新聞や雑誌の白いスペースを埋めるための砂利だ。
250 : e50 : 夜空を、赤い灯が点滅しながら旋回し、十分おきに、照明弾がゆっくりと落ちてくる。
251 : f01 : ウィンドサーフィンに興じる若者達を眺めて、砂浜に寝ころがっていた。
252 : f02 : 夕食は、一行がそろって、刺身と、牛肉の鉄板焼きをつつく。
253 : f03 : お偉方がぞくぞくと登場し、恐縮する。
254 : f04 : 歴史家は、まるで、純情無垢な調子で、物語を始める。
255 : f05 : 心身障害者の保護と、回復訓練のための、援護施設を増設する。
256 : f06 : 舗装という文明の象徴は、しばしば、逆流現象を起こして、人間に害をもたらす。
257 : f07 : 人間の心の弱さを利用し、都合のいい証拠を、次々につくりあげてゆく。
258 : f08 : 初めからそうだったわけではなく、手術当時は、落ち込み、おびえて、眠れぬ夜もあった。
259 : f09 : 日本の球場では、よく、口汚いののしり声が、耳に入る。
260 : f10 : 小さい雪は早く、大きい雪は、ふわふわと落ちてくる。
261 : f11 : 暖房器具の時期に、冷房器具を並べるようなデパートは、たちまちつぶれる。
262 : f12 : 相手チームもスマートだし、何よりも、球場の雰囲気が抜群である。
263 : f13 : 奈良の平城宮跡から、十数年前、大量の木片が、発掘された。
264 : f14 : 気象庁がこの呼称を発表したのは、地震発生後、四時間あまりたってからだった。
265 : f15 : スクールで得たのは、一生ぬぐえない恐怖感と、人への不信感だけだ。
266 : f16 : かん詰めは、やや細めの二本のまきを使って引きあげた。
267 : f17 : 真っ昼間なのに、キャンプの外れの電柱に、電球がともっていた。
268 : f18 : この意見に、宇宙人たちは、パチパチと、それぞれすべての手で拍手して賛成した。
269 : f19 : 横浜市は、最近、電気自動車で、ごみを収集するテストを始めた。
270 : f20 : 人工衛星から見れば、湖や沼も、こぼれた水だ。
271 : f21 : 今では、赤子のように、無欲で、愛らしい表情をする父に、胸ふさがる思いがする。
272 : f22 : 娘は、妙な関心のつぶやきを残し、部屋へ入っていった。
273 : f23 : 昼から夜まで、およそ子供の考えつく、ありとあらゆる遊びをやった。
274 : f24 : わずかの間だが、ズボンの裾をまくって、浅い波打ち際の水中を歩く。
275 : f25 : 無邪気な老夫人というのが、いい感じだった。
276 : f26 : それから何ヶ月もたいへんな日々が続いた。
277 : f27 : 幼児とおばあさんの面影がだぶって、ゆらゆらと遠ざかっていく。
278 : f28 : 人間の心底に潜む、自分本位の醜さを、遠慮なくさらけ出します。
279 : f29 : それで窓をあけると、火傷をしそうな熱風が吹きこんでくる。
280 : f30 : 色白で、透けるような肌で、やや薄い色の瞳であった。
281 : f31 : 野球の後のビールぐらい、うまいものはない。
282 : f32 : 無論、神話は神話でよいのであって、それを排撃したりする必要はない。
283 : f33 : 私が一番古い友達というので、碑文に、一筆すすめられた。
284 : f34 : どこへ行っても、彼の周囲には、自然にファンが生まれた。
285 : f35 : いま人間に必要なのは、自分さえよければいい、という、欲望や、狭い心ではありません。
286 : f36 : 主人は、それを黙って受け取って、出勤して行った。
287 : f37 : 結婚以来三年半ぶりの東京も、旧友とのお酒も、夜行列車も、駅で寝て、朝を待つのも久しぶりだ。
288 : f38 : うちの中学は弁当制で、持って行けない場合は、五十円の学校販売のパンを買う。
289 : f39 : 不況で、中小企業がどんどん倒れるので、競争相手が多くなった。
290 : f40 : このプロジェクトの入札者の中では、弊社が最もふさわしい資格を有していると、自負いたしております。
291 : f41 : 御存知の通り、不良クラッチに関する補償は、製造側に原因がある場合のみに限られています。
292 : f42 : 固定型は、今後、金利が引き上げられても、現行水準のままというメリットがある。
293 : f43 : 円高ショックを少しでも和らげようと、自動車、電機などの機械産業全般に広がった。
294 : f44 : 一方で、日本と米国の金融機関のシティ進出は目ざましい。
295 : f45 : 航空事故を、限りなくゼロに近づけるには、それほど、なり振りかまわぬ努力がいる。
296 : f46 : 水夫たちが大声でわめくと、原住民は、互いに顔を見合わせ、手を振って答えた。
297 : f47 : お化けはお化けでも、目もなければ鼻もない、ノッペラボウの一種である。
298 : f48 : たたんである半纏を広げれば、あちこちにつぎはぎがあり、肩口にできたほころびなんか、去年のままになっている。
299 : f49 : さすが横着な私も、我慢しきれず、胃腸の専門病院へ入院した。
300 : f50 : 長雨がようやく晴れ上がると、山の襞の一つ一つが、鮮やかに見えるほど、間近に、山が見える。
301 : g01 : 朝の光線を逆行気味に受けて、ススキが、美しく光る。
302 : g02 : 私がふとつぶやくと、父は、大きく首をふった。
303 : g03 : お金を入れ、ボタンを押すと、切符が出てくる。
304 : g04 : 一般論でいえば、援助する側は、援助される側の屈折した心理を見落としがちである。
305 : g05 : 手帳に走り書きした家族への遺書は、読む者の心を、深く揺り動かす。
306 : g06 : その結果、雨が降れば、大量の表土、赤土、化学肥料、農薬が、海に流れだす。
307 : g07 : 筆者の知人に、サンタのおじさんがいる。
308 : g08 : 降るような星空で、その星空を流れるように行く雲が美しい。
309 : g09 : 傷の上を、手ぬぐいで冷やされると、ずいぶんしみたけれども、周作は我慢をした。
310 : g10 : 取っ組み合いは、夕方まで続いた。
311 : g11 : 汚れた窓から、雨にぬれた街が見える。
312 : g12 : 駐車違反が減少し、交通事故が減少すれば、一気に吹きとぶことだろう。
313 : g13 : テニスをする元気のある人が、ちょっぴり妬ましい。
314 : g14 : 今日も勝ってやるぞという気合が、徐々に入っていった。
315 : g15 : 半年、一年とつづくと、自分から願い出て、病院を移ることがあるという。
316 : g16 : 裏返せば、それだけ、事件を重大視している証拠である。
317 : g17 : セルフサービスの夕食と、余興もあって、賑やかに談笑し、解散は、夜更けとなった。
318 : g18 : 日本人は、決して、ユーモアと無縁な人種ではなかった。
319 : g19 : おやじは頑固だけれども、そんなえこひいきはせぬ男だ。
320 : g20 : 少年はしゃべり終わると、まゆをしかめて口をつぐんでしまった。
321 : g21 : 私は、いろいろの弁護を、自分の胸でこしらえてみました。
322 : g22 : 私の指には、宝石の指輪は、もうはめられません。
323 : g23 : 賢明な為政者は、わざわざ紛糾のタネはつくらないものだ。
324 : g24 : 涙をポロポロ流して辞表を書いたが、慰留された。
325 : g25 : 保育所へ、末っ子を迎えにいった帰り、病院へも寄ったので、すっかり遅くなってしまった。
326 : g26 : 普段は、泥にまみれたもんぺ姿の母が、薄化粧して、水色のワンピースを着て来た。
327 : g27 : 喜びばかりが続くとは限らないのだ。
328 : g28 : それからプッツリやめたのが、失敗の始まりである。
329 : g29 : 娘は、ベッドの端で、きちんと膝頭をそろえて、じっと、電話のベルを待つのです。
330 : g30 : 護送車は、歌声を残して、骨まで凍りそうに冷たい氷雨が降っていた闇に消えた。
331 : g31 : 持ち物は、食器着替えの下着、タオル、洗面用具などだ。
332 : g32 : デパートへ行って、エレベーターで最上階にあがり、まず、お好み食堂へ入った。
333 : g33 : 人間故に要求される倫理が、人間の不幸をも生むということになるかもしれない。
334 : g34 : 十歳年上のご主人が、お元気で、家事一切をなさっていました。
335 : g35 : いつまでも東京あたりでぐずぐずしていれば、いずれは、焼け出されるのではないかという不安はつねにあった。
336 : g36 : 彼が、この出張中に、訪問希望の部署、及び、調査希望の部門は、以下の通りです。
337 : g37 : 友情、思いやり、協力の心は、将来の社会生活に、強い影響を、及ぼします。
338 : g38 : ランドセルをそっと玄関に放りこんで、母親に見つからぬように、外に出ていく。
339 : g39 : 現在の入試にまつわる混乱は、選抜方法の改善で収まるものではない。
340 : g40 : それらは、むろん、原作そのものではないし、その忠実な翻訳でもない。
341 : g41 : 屋根には、気密式の電動ドリルで穴を開け、生じる粉塵は、どんどん吸引する。
342 : g42 : 晩餐の料理とサービスは、大手四ホテルが、輪番制で受け持っているが、メニューは、常にフランス料理と決まっている。
343 : g43 : 各校の、主将や、マネージャーが、緊張した面持ちで、クジを引く。
344 : g44 : 世論に押されて、通産省も、五十二年から併用を認めた。
345 : g45 : 地球表層を覆う、地殻プレートの運動を探るのが、この実験の眼目だ。
346 : g46 : ヒンズー教チベット仏教にとって、ここは、宇宙の中心、神聖侵すべからざる聖域である。
347 : g47 : 整理券を手に入れるのに、五時間以上行列した人もいる。
348 : g48 : 保守主義と毒づかれて、よりによって、最先端の前衛作家を選んだのだから、王立アカデミーも人が悪い。
349 : g49 : 事実とすれば、よほど頭の回転の速い人だろう。
350 : g50 : 理由は非常に明白であって、私は講演が下手だからである。
351 : h01 : 世界が黄色く見えるという表現は、リアリズムだったのだ。
352 : h02 : 当時、日本一の長距離バスである。
353 : h03 : 虫、自動車の排気ガス、台風など、苗木を害するものは多い。
354 : h04 : 今度は逆に、黒い部分に注目してみる。
355 : h05 : やっと乗った電車の中では、あっちこっちへと押されて、へとへとになる。
356 : h06 : わたしたちの社会は、言葉によるコミュニケーションによって、支えられている。
357 : h07 : 何故か、不意に、自分の少年時代を思い浮かべた。
358 : h08 : ある社長は、若い間はおおいに遊べという。
359 : h09 : うろたえずに、輸出依存の体質を徐々に見直していく作業が大切になる。
360 : h10 : 三十日間を超える、綿密なインタビューの成果だろう。
361 : h11 : 国産品のように見えて、実は外国産という食品が、氾濫している。
362 : h12 : 建設省国土庁は、土地ころがしを防ぐための規制を、ゆるめようとしている。
363 : h13 : 人は、手や指先の繊細な動きや、目の表情がすばらしいという。
364 : h14 : ユーモアとは、高慢このうえない解毒剤だ。
365 : h15 : 戦争末期、ソ連軍と戦って、捕虜になった体験を持つ人だ。
366 : h16 : だまされるほうの、知識水準に問題があるのでございます。
367 : h17 : 限られた予算で仕事をする、美術スタッフの気持ちを、おしはかって我慢する。
368 : h18 : 十二月八日の開戦をスクープした夜、主筆として、眠れぬ夜を過ごした。
369 : h19 : 一年中、擦り切れた、小倉の詰めえり服、一着でとおす。
370 : h20 : そのあと、数名で、六本木のスシ屋に行った。
371 : h21 : 洋服屋さんは、妻と私に半々に言った。
372 : h22 : がらがらと響く音のほうが大きくて、演説はそれきりで終わった。
373 : h23 : 人々は、花の苗や種を、焼却し畑の花を全部抜きとってしまう。
374 : h24 : 己を超えなければ、勝利の女神はほほえんでくれないらしい。
375 : h25 : 週休二日制になっていて、土曜日は休みだった。
376 : h26 : みると、妻は一心不乱に眠っている。
377 : h27 : そのあとを、老人は雨にぬれながら、大声で泣きわめいて追ってゆく。
378 : h28 : もう、夕暮れのようである。
379 : h29 : このタイプの人間が、一番多量の仕事をする。
380 : h30 : 日本へ戻ってから、それぞれ、出世をしている様子であった。
381 : h31 : 大雨が降って、水かさが増せば、流域いっぱいに広がって流れることもあった。
382 : h32 : 婚家は、実家のすぐ近くで、ハイヤーを使う程の距離ではなかった。
383 : h33 : 帽子も、ベレー帽とか、いろいろあるが、ぼくはもっぱら、野球帽を愛用している。
384 : h34 : ドラマは、あくまでもドラマであり、虚構であって、現実ではない。
385 : h35 : 結婚も離婚も、他人からは、有無を言わさず、自分から決定した。
386 : h36 : 小さな家に引越し、はや九ヶ月が過ぎさりました。
387 : h37 : きょろきょろとあたりを見回すと、突然彼は声をひそめ、とっておきの秘密をうちあける顔つきになった。
388 : h38 : たばこの焼け焦げは、見苦しいものです。
389 : h39 : 長期保管には、防虫剤を使用します。
390 : h40 : チリダニは、人のフケや、アカを好む。
391 : h41 : 大衆を扇動すれば、軍隊の介入を招くだけだ。
392 : h42 : 頭上には、右上方へと、急角度でのぼる線が、くっきりと描かれている。
393 : h43 : 安心して舟をこぐこともできれば、やじもとばせる。
394 : h44 : 閉会式で泣き出したコンパニオンも、夜のディスコパーティーでは、激しく踊りまくった。
395 : h45 : この一週間、午後の時間を全部、庭で火を燃やしながら過ごした。
396 : h46 : 母親のうれしそうな表情が、脳裏によみがえった。
397 : h47 : ピラミッドを築くだけの苦労が、そこにそそがれたはずであった。
398 : h48 : 実際、そうでもなければ、五年間も、ここの個室で、入院生活を続けられるはずはない。
399 : h49 : 老人は、漁夫として、すばらしい人間だと思う。
400 : h50 : 実習中は、雪が降っていたけれど、ほっぺの痛さも、もう、味わえなくなるかと思うと、全然、平気だった。
401 : i01 : 五十五歳だって、うれしいときはうれしいのだ。
402 : i02 : 自然の知恵でよく知っている。
403 : i03 : 心と心の通い合う、豊かなコミュニケーションを回復させる道ではなかろうか。
404 : i04 : 円形の軌道に沿って、地球をめぐっている。
405 : i05 : 天然記念物級の規模という学者の発言もあった。
406 : i06 : セミが鳴き、夕日をあびた絹雲が、淡いさんご色に染まっていた。
407 : i07 : おそらく、ほかにも、遺書を書いた人はいるはずだ。
408 : i08 : 秋雨前線とのおつき合いでは、一雨ごとに、紅葉が濃くなってゆく。
409 : i09 : 群衆行動で恐ろしいのは、どさくさまぎれの心理だ。
410 : i10 : 病床の母親が、だれかに手紙の代筆を頼む。
411 : i11 : 早くも、意志薄弱ぶりを発揮した。
412 : i12 : 眼の前だけをにらみ、一歩一歩登るしかない。
413 : i13 : 俺のプライベート時間を、俺がどう過ごそうと、全て俺の責任なのだ。
414 : i14 : 勝てる試合に、なぜ勝てそうなピッチャーを先発させないのだろうか。
415 : i15 : 昼前に、合宿所の電話が鳴った。
416 : i16 : テロがあるからやめろと、さんざん、いわれた。
417 : i17 : しかし、その応援ぶりは、ヤケ気味に、かえって激しくなった。
418 : i18 : 今も、改めて、このしんと沈んだ抒情に感服する。
419 : i19 : 乱暴で乱暴で、ゆく先が案じられると、母がいった。
420 : i20 : これは、漁民たちの日常経験である。
421 : i21 : 窒素や燐は、むろん、天然にも、河川などを通じて、海に流れこむ。
422 : i22 : 父はたばこを吸い、母はぼんやりしていた。
423 : i23 : 検札に来た車掌も、見て見ぬふりである。
424 : i24 : このおおらかさが、結局は分裂を救う。
425 : i25 : その水源の湖沼は痛めつけられ、悲鳴を上げる元気も無い。
426 : i26 : 笑い方に注意すべきである。
427 : i27 : 職員室でも、枠を取り払って、何でもしゃべりあう。
428 : i28 : こんなに騒がせて、ホームランの一本も打たなきゃ、承知しない。
429 : i29 : 今日は、熊の縫いぐるみで、何やら遊びが始まった。
430 : i30 : 最後まで、どうも不思議なほどおいしいなと思い続けた。
431 : i31 : 人間が、同じ人間を助けられないわけがありません。
432 : i32 : 入試前の夏休みだというのに、本ばかり読みふけっていた。
433 : i33 : 山村では、若い力が減り、悩んでいる。
434 : i34 : 五分ほど洗面所に行って戻ってみると、ベッドの上に置いてあった、肩かけ鞄が無い。
435 : i35 : もっとも、編集会議には、そのほうが都合がよい。
436 : i36 : 鉛筆だと、力をいれて、書くのでスピードが鈍るのである。
437 : i37 : 自分のような死をなし遂げる人間が、再び、生み出されぬことを願ったはずだ。
438 : i38 : 不思議な感銘と、不意を疲れる脅威を覚える時、感情移入せずにはいられなかった。
439 : i39 : お寺まで、一人ずつ手を引いて連れて行ったのを覚えています。
440 : i40 : みんなは、それから、彼が入院中、人づきあいが悪く、どうも苦手だったという評をし始めた。
441 : i41 : また、御都合がよろしければ、その晩、夕食に御招待したいと存じます。
442 : i42 : 超満員の観客席のファンは、圧倒的に彼女びいきだ。
443 : i43 : 欧米では、沈みゆくベネチアの町を救う運動が広がっている。
444 : i44 : 古くなって、雨漏りがすれば、ふき替えればいい。
445 : i45 : 平和を望み、握手しあい、兄弟のような気持ちで、別れを告げる。
446 : i46 : いい職人は、仕事というものは、覚えれば覚えるほど、難しくなるといいます。
447 : i47 : むしろ、規則正しさで、安らぎを、感じさせてくれた。
448 : i48 : 明朝それが届いたら、腕におぼえのある連中を組んで、上陸用船艇で、あちら岸へ渡る。
449 : i49 : 初めて、沈黙を破って、キリストがささやいた。
450 : i50 : 残酷な事実、現実に目を覆って通り過ぎることの方が、より、恐ろしい。
451 : j01 : 小さな鰻屋に、熱気のようなものがみなぎる。
452 : j02 : どろぼうでも入ったかと、一瞬僕は思った。
453 : j03 : 学生は、レポートを置くと、ちょっと頭を下げて出て行った。
454 : j04 : 切符を買うのは、自動販売機からである。
455 : j05 : 都会では、出会う人のほとんどが、見知らぬ人である。
456 : j06 : 表現する能力を身につけることである。
457 : j07 : 企業規模別の賃金格差も、少しずつ縮まってきた。
458 : j08 : 一票の格差は、さらに拡がるだろう。
459 : j09 : これが、広い意味での、金属疲労による破壊である。
460 : j10 : いい味のワインを売る店なら、客があふれる。
461 : j11 : 平均倍率を下げた形跡がある。
462 : j12 : 人物の独白があれば、空から見おろすような描写がある。
463 : j13 : 文明を支える土台が崩れてしまう。
464 : j14 : 人々が自由に出入りできる。
465 : j15 : だんだん自分が恐ろしくなって、家に逃げ帰った。
466 : j16 : 午前中で終わる練習を、ネット裏からかい間見た。
467 : j17 : いつもの休日のパターンを過ごして、日が暮れる。
468 : j18 : 音楽の好きな俺のために、わざわざ、ロックミュージックを用意してきてあった。
469 : j19 : 不思議なくらい、美しく彩られた道を行く。
470 : j20 : 真っ白な歯が、白いテープとともにゆれた。
471 : j21 : 入学試験を受けるときより、必死の思いである。
472 : j22 : こちらも、きゃっとわめいて、とび上った。
473 : j23 : 両手の指は変形し、関節の辺りが、こぶ状に盛り上がっていた。
474 : j24 : 問題は、投票、開票の不正である。
475 : j25 : 変わりびなは世相をつづる。
476 : j26 : 良い医師は、患者の話を良く聞く。
477 : j27 : 後手にまわって負けた警察が奮起する番だ。
478 : j28 : 天衣無縫、おおらかなものだ。
479 : j29 : 今度は、河豚の季節に行ってみたい。
480 : j30 : 運転免許を取って三年目になります。
481 : j31 : なぜ自分ばかりこんな目にあうのだろう。
482 : j32 : 娘のフィアンセで、こいつだけにはどうしても負けられない。
483 : j33 : それは、たいてい一時間にも及ぶ。
484 : j34 : 自分より大きく感じられるものは、すべて怖い。
485 : j35 : その夫人は、眼をこっちに向けてはいるが、見てはいない。
486 : j36 : 私は、それを旅館に持って帰った。
487 : j37 : 品の良い横顔が、さみしそうだった。
488 : j38 : 願望さえ強ければ、時間は向こうからやってくる。
489 : j39 : それは、泥沼のような逆境からぬけだしたいという、切ないほどの願望だろうか。
490 : j40 : 毎日病院まで通った、母の愛の深さ、強さである。
491 : j41 : 久し振りに、懐かしい人間味に触れて、心和んだ夜だった。
492 : j42 : 遺留品といっては、糸一本も落ちていなかった。
493 : j43 : むずかしいときこそ、プロの腕の見せ所です。
494 : j44 : 彼も、初球を本塁打して、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
495 : j45 : イランに、天気予報は無い。
496 : j46 : 不公平の存在は否認しなかった。
497 : j47 : 生まれて間もない子猫が一匹、家に紛れ込んできた。
498 : j48 : 私たちは、静かに歩み寄り、頭をさげた。
499 : j49 : 雨のためか、野鳥が群がって奇声をあげていた。
500 : j50 : 部屋いっぱいにタバコの濃霧がたちこめ、ゆるやかに動いている。
501 : j51 : 畑は干上がり、土は割れる。
502 : j52 : 青い青い海は、女性の美しさをもっている。
503 : j53 : 回りの美しい雪景色を見る余裕も出た。