楽しさの舌を肥やせ

いろいろなアイデアの中から秀でたアイデアを見つけ出す事ができるように思う。要するに「楽しさの舌を肥やせ」という事だ。

例えば優れた料理人というのは、もちろん調理技術が一流である事は前提としてあるだろうが、その上で味の差をつけるのは「舌」のはずだ。たくさんの美味い料理に接し、自分の中で「美味さのメーター」である舌の感度、精度を上げる事で一流の料理が作れるようになるのだと思う。どれだけ包丁を超絶技巧でさばく事ができても、舌が無ければ美味い料理なんて作れないはずだ。

同様に、良いサービスを作るには、その良さを感じる舌を養わなくてはならない。例えば雑誌の特集とかで「ブレストのやり方」「アイデアの生まれる現場」みたいな話になると、よく「いかにして素晴らしいアイデアを出すか」みたいな部分が取り沙汰されるが、実はその先、「良いアイデアを見極める力をどのように伸ばすか」という部分のほうが重要なのではないかと思う。

ってhttp://d.hatena.ne.jp/jkondo/20080424/1208988552#tb
に描いてた。はんはん、いっぱい色々使って、楽しさの舌を肥やすぞーー