さくらインターネット障害時『旧ハードディスク接続サービス』でHDDを認識させる方法

サーバ止まった。サポートに連絡した。壊れてた。
旧HDD接続サービス用意された。
用意されたサーバはOSだけ入ってる状態で自分でマウントしないといけない。
えっと、HDDのデバイスファイルのマウントどうやるの?っていう人用メモ。

状態確認

$ df
 Filesystem           1K-blocks      Used Available Use% Mounted on
 /dev/sda2            234406044   1491268 220815424   1% /
 /dev/sda1               101086     17077     78790  18% /boot

マウントされてない状態を確認

メールチェック

メールで連絡された『旧HDDのデバイスファイル』の中身を確認

~~
 [旧HDD接続サービスサーバ基本情報]
	 IPアドレス:***.***.***.***

	 インストールOS:CentOS 5

	セカンダリに接続いたしました旧ハードディスクは、以下のように
	認識されております。

	 旧HDDのデバイスファイル: /dev/sdb
~~

バイスファイルの中身チェック

$ fdisk -l /dev/sdb

Disk /dev/sdb: 500.1 GB, 500107862016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 60801 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdb1   *           1          13      104391   83  Linux
/dev/sdb2              14       60546   486231322+  83  Linux
/dev/sdb3           60547       60801     2048287+  82  Linux swap / Solaris

HDDをマウント実行

$ mkdir /old_disk/
$ mount -t ext3 /dev/sdb2 /old_disk/

認識してるか確認

$ df
 Filesystem           1K-blocks      Used Available Use% Mounted on
 /dev/sda2            234406044   1491268 220815424   1% /
 /dev/sda1               101086     17077     78790  18% /boot
 tmpfs                   256952         0    256952   0% /dev/shm
 /dev/sdb2            471003320  59084144 387607612  14% /old_disk ←

追加された

復旧作業開始。。。

$ cd /old_disk/
[old_disk]# ls
bin  boot  dev  etc  home  lib  lost+found  media  misc  mnt  opt  proc  root  sbin  selinux  srv  sys  tmp  usr  var

/old_disk/のディレクトリが旧HDDの中身になってる感じ。

後はひたすら tar したり rsync したり。。。途方もない作業…

ちなみに作業をしてて途方もなさすぎたら、やっぱりあきらめて有料のバックアップサービス(10500円)で
後から依頼する事もできるみたいです。


有料のバックアップサービスだと、ターゲットのサーバにローカルIPでHDD繋げてサルベージ作業するらしいので
HDD接続サービスでネットワーク越しにデータを送受信するよりは効率よくさくっと作業してくれるよーだ。
その際はディレクトリを指定しなくちゃいけないので、繋がってるうちに必用ディレクトリを洗い出すべし。
(指定しなくても全ディレクトリって言う指定もできるみたい)


普段からバックアップとっておくほうがいいのは言うまでもない。